●スカビオサの和名は(松虫草)
昆虫のマツムシが鳴くころに咲くのでこの名がつけられています。ユニークな花形とソフトな色合いが魅力で、風に揺れて群れ咲く様子には、自然な風情が感じられます。俳句の秋の季語にもなっています。小花が集まって大きな頭状花を形づくり、外側の花弁が大きく広がるのが特徴です。花壇や切り花に多く利用されているのは、花が盛り上がるように咲く(セイヨウマツムシソウ)と、大輪で花弁の広い優雅な花をつけ(コーカサスマツムシソウ)です。四季咲き性が強く、次々と長い間咲き続けます。
(趣味の園芸)